いざ、住宅ローンを滞納してしまった場合、任意売却をしたくてもどこに相談していいのか、手続きはどうすればいいのか大いに迷うところです。
不動産の任意売却の進め方を把握しておきましょう。
★任意売却の進め方
滞納が始まって、これ以上支払いが難しいと考えたところでまずは正直に金融機関に相談しましょう。
返済計画の見直しなど、適切な提案をしてくれます。
それでもなお、不動産を手放したいということであれば任意売却を勧められるでしょう(もちろん条件によっては任意売却できない場合もあります)。
任意売却は金融機関が行うわけではなく、不動産会社など民間の業者が行います。
金融機関が紹介してくれる業者でもいいですし、インターネットで調べたところでも構いません。
ちなみに業者に支払う手数料は成功報酬となり、売却益の中から支払われるため安心です。
現状やローンのヒアリングを行った後に媒介契約を結び、訪問による現況の確認と査定が行われます。
査定額が決定された後に、業者はネットやチラシなどで販売活動を積極的に行い、買い手がみつかれば債権者の同意を経て売却となります。
★任意売却は書類が多い
不動産の任意売却の手続きに関する書類は一例だけでも、物件の売買契約書・重要事項説明書・建築図書・権利書(コピー)・評価証明書、固定資産税・都市計画税の納付書、印鑑証明書・本人確認書類など多岐に渡ります。
自分で用意できないものは業者が取り寄せしてくれますので、安心して手続きを進めることができます。